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第八回 セメント成分1/5

 XUSEの新作発表は久遠の絆フルボイスかよ……。永遠神剣三部来ないかなーと期待してたんだがなぁ……。早く、早くユーフィーを攻略キャラにして色々複雑な気分を味わわせてくれよ……ッ!
 トークォとかローガスとかミューギィとかパウリコスカとかユキナとかヴェンデッタとかルシィマとか死睨とかミカゲとかヤーファスとかの話が見たいんだよ……ッ! ボー・ボーがいないのは能力チート過ぎるから。TASみたいなもんじゃねーか『無限』。その癖戦闘センス皆無で三位にも勝てないとかどーいう事さ。

 後、大学が色々忙しくなったので更新が激減すると思われます。

《残念、少年は枯れていた》(にじファン)
 魔法少女リリカルなのは転生オリ主二次。主人公はオタクでもなんでもない普通の妻子持ちのオッサンなので、原作知識なんてものは当然ない。
 タイトル通り主人公は性的な意味で枯れているが、この手の作品にありがちな『俺は女とかそんなものに興味はない(キリッ』みたいな硬派を自称しながらフラグ乱立するタイプではない。どちらかと言うと、その辺について細かく言及せずに行動や言動の端々から年寄り臭さが出ている印象。硬派とかそういうのじゃなく、本当に枯れている感じが出てます。っていうかこれは少年の皮を被ったオッサンである。
 既になのはにフラグを建てていて(と言うかヒロインがなのはである)なのはが恋する女の子と化しているが、士郎さんとか恭也とかが二次創作にありがちな親馬鹿シスコンじゃなく普通にまともななのはの家族として描かれているのは好印象。この段階で好印象になる辺り、リリカル二次って怖いよなぁとつくづく。って言うか恋する女の子のなのはが可愛い。ついでに運動音痴設定が消えてるなど、割と原作フラグはブレイクされているがこれからどうなるやら。
 文章は一人称視点でちと主人公のキャラの癖が強い印象だがそれなりと言ったところか。ちゃんと読めるので下手ではない。作品のコンセプトもいいし、クオリティも安定してるので無難ながらもお勧めの作品。格好いいとかそんな卦体なオプションのついていない等身大のオッサンがいいという方は読んでみては。

《現実発異世界方面行》(にじファン)
 遊戯王GXトリップオリ主二次。主人公は偶然と言うか事故と言うかまぁぶっちゃけカードの影響によってGX世界にトリップして、デュエルアカデミアに入学する。
 GXオリ主二次で定番として精霊が主人公にもついているが、まさかの地獄のツアーガイドと言うチョイスには吹いた。予想外っつーかそもそもそれまだ日本じゃ使えねーから!(海外新規カードで日本語版が存在しないカードの一つ。日本語版がない為まだ日本では公式使用不可。正式名は『Tour Guide From the Underworld』)性格はかなりアレっぽいが見た目が可愛いので許す。って言うか海外新規カードってチートカード多いよね。門とか師範とか門とかエイリンとか門とかダークソウルとか門とか援軍とか門とかオレンジライトとか門とか。
 一人称の文章であるのに、全体的に視点主の心情がちゃんと描けておらず、その為にデュエルシーンでも緊迫感が感じられないし、コメディ部分も違和感を覚える内容で全体的に薄っぺら……と言うか非常に失礼な物言いだが、なんだか人形劇を見ているような印象である。劇のように幻想的とかそういう事ではなく、そこにいる人間の心が今一感じられないというか。
 主人公も非常に受動的で、感覚が麻痺でもしているのか自分の事でもまるで他人事のように無関心と言うか無感情なキャラをしている、と言うだけでもなんだかなぁといったところであるのに、挙句どこぞのシーンで突然友情に目覚めるなど、キャラがぶれまくりである。三人称なら描写次第でクールに見えて実は熱い心を持ってるんだ的な印象に繋げられるが、残念これは一人称、違った一面を見せたなんて印象など受けようもなく、キャラの崩壊っぷりに唖然とするほかない。
 しかもデュエルは全体的にお粗末な内容だしなぁ。罠は殆ど使われないし、使われたら使われたでそれにまんまと引っかかるしでなんというか。もっと戦術的・戦略的な部分を見せてくださいよ、リアルでOCGをやってただろう主人公さん……。これだけ読んでるとこの主人公はリアルだと見事にカモられていたとしか思えない。少なくとも強い大会とかに出て好成績残すタイプにゃ見えないどころか、私の友人にも完敗しそう。ある意味リアルな強さっちゃ強さですが。もうちょっと丁寧に書きましょう、そんな作品である。

《やる夫たちは吹いて奏でて楽しむようです》
 やる夫スレオリジナル作品。ニュー速高校に入学したものの、このままいけばクラスでぼっち確定な状況にあったやる夫が友人(別のクラス)のやらない夫に相談したら一緒に吹奏楽やろうぜ! と誘われて吹奏楽部に入部する話。
 何か特別な取り柄がある訳でもないハーレム願望持ちでエロゲオタの色々とダメダメなやる夫(昔はこういうやる夫が結構いたけど、最近は最初から厨スペックのやる夫とか多いよね)が、部活の活動や友人・先輩たちとの交流を通して成長していくのはグッド。
 部活に熱を入れたり、友人達と騒いだり、恋愛要素があったり、メインキャラは大体高校生らしい未熟さとか青臭さなんかを持っていたり、成長したりと色んな意味で青春である。だから中二病を拗らせた人とかアンモラルな性的思考を持っている人がいるのもきっと青春の形の一つなのである。って言うか中二率が高すぎませんかこの吹奏楽部。スレの良心がでっていうときめえ夫とハルビンという辺り色々とおかしい(笑)前述したやる夫が相対的に常識人って辺りねぇ……。
 後、吹奏楽部の部活メインの話ですが、別に音楽知識がなければ楽しめないとかそういう事はありません。別にこの作品はそう言った経験者向けに書かれたニッチな話という訳でもなく、吹奏楽部の部活動を軸とした美しかったり青臭かったりするスポーツ根性コメディ系青春話(印象を纏めたら色々カオスになった)ですしねー。キャラは個性的だし掛け合いは面白いので、楽器の名前とかパートとかを覚えれば後は楽しく読めると思われます。
 お勧め度は『B』。青春話と言う意味では素晴らしい作品だが、一部キャラクターが少々灰汁が強すぎる印象。初春、弱音ハク、ミク辺りは現実にいたら絶対に関わりたくないタイプですしなー。男なんて穢らわしい、なんて言っちゃうレズの和よりもきっついキャラが三人も出るとは思わなかったなー。和は色々あっていい印象も出てきたけど、この三人はそういうエピソードないしなー。
 あ、ちなみに私はハルトマン派です。ハルトマン可愛いよハルトマン。こういうどこか愉快で掴み所のないタイプって可愛くて好きです。って言うかやる夫と仲良すぎもう付き合っちまえよあんたら……。黒子は色々と空回りしているのが可愛いのであんまりヒロインって感じがしないんだよなぁ。自分で言ってて酷い話だけど。

《やる夫に娘ができるようです》
 昔逆レイプされた女性(世界)から、子供が出来たんだけど私結婚するから面倒見てくれと娘三人(三つ子)を押し付けられたやる夫の話。
 タイトルだけを見ればほのぼのホームコメディに見えるかもしれないが、そんな単純な言葉では説明しきれないほど灰汁が強い作品。物語としての軸は確かにやる夫たち家族だが、そんな印象を吹き飛ばすほどにキャラは常識を投げ捨て尖りに尖った個性派揃い(主にクズ属性つきかエロ属性つきである)で、世界観は混沌とするのみならず色々と不穏である。
 その世界観の混沌ぶりを端的に説明すると、世界観の軸は狂乱家族日記で、それにFate、ガンダム、禁書、ゼロ魔、リリカル、めだかなどなどのキャラだけでなく設定の一部を突っ込んだ感じである。最初見た時はバッカーいたし大日本帝国だしなんだか日記書いてキャラがコメント書いてるし超常現象対策局あるし死神とか聞き覚えのある称号あるしで狂乱家族日記だと思ったら想像を絶するカオス状態……。聖杯戦争、英霊、MS、超能力者、トリステインの魔法、ミッド式、ベルカ式、過負荷。これ全部この作品に存在する設定である。……カオスってレベルじゃねーぞ!?
 そしてそんなカオスな世界で、それぞれの悩みを抱えた新造の家族達が歩み寄っていくのと一緒にカオスな世界の問題に関わり、解決していく、と言うのがこの作品である。……あれ、これって狂乱家族日記の本編じゃね?
 色々世界観がカオスでキャラが個性派揃いとかなり人を選ぶ作品ではあるが、シリアスにギャグに、そして何とも言えない家族の歩み寄りが描かれた面白い作品である。キャラは全員アレだけど。まぁそんなとこも狂乱っぽいので問題ない。
 個人的には狂乱家族日記の要素が思いのほか強くて歓喜でした。GMK(グレートマザー凶華)の入速出に加え不解宮に乱崎、なんという狂乱家族日記!
 お勧め度は『B』。世界観のカオスさと個性派ばかり揃っているレベルのキャラ達は人を選ぶが、やる夫スレに慣れている人にとっては問題ないだろう。

《やる夫で学ぶガンダム》
 タイトル通りの学ぶスレ。話の内容をある程度設定部分での解説と共にダイジェスト形式で追っていく学ぶ系作品。ネタバレは最終決戦以外は多少、と言ったところか。但しGガンはランタオ島の師匠戦と恥ずかしい告白もきっちりやる。まぁGガンと言えばあの二つは外せないでしょうし、仕方ないっちゃ仕方ない。
 解説役に当たるキャラがガノタの気持ち悪さみたいなものまで再現してくれるのはもうなんというか……。初代~CCA担当のやらない夫は典型的な懐古、ポケ戦08星屑MSV担当のできる夫は典型的なジオニスト(ジオン軍信奉者)、SEED担当のやらない子は……言うまでもないだろ? F91Vガンの改造やらない夫、GWX担当の大ちゃんはまとも(特に大ちゃんはこの作品の良心)だけども。
 ガンダムについて分かり易いネタ的表現を交えて分かり易く説明している、と言う点でお勧めの作品。やる夫スレの作者さんはジョジョ好きが多いのだろうか。色々と個性豊かな解説役や、段々ガノタに汚染されていくやる夫&澪(解説される側)などコント的な掛け合いと言う点でもなかなか面白い。
 ガンダムに興味がある人や、何か作品を見てファンになった、と言うような人は目を通してみるのもいいと思います。イタいガノタの典型例がいるので、そういう風にならないように、と言う自戒の意味でお勧め。そしてとりあえず纏めた泳ぐの管理人さん、乙!

 以下どうでもいい話。
 コメを見てて思いましたが、やっぱりXはイマイチ人気がないなぁ……。私はガンダムの中でも一番好きなんですけどねぇ、ガロードは立派な恋する少年してるし、ティファは可愛いし、テクスとかカトックとかサブキャラもいい味出してるし。白イルカのところでティファが裸になったところでドキドキしたのは私だけじゃないはず。ガロードェ……。
 GガンやWみたいなインパクトはないけども、話は面白いと思うんですがねぇ。地味か、地味なのか。個人的にはキャラが変な個性付けのされていない等身大の人間で、それぞれがアフターコロニーと言う世界に生きている感じがして好きなんですけどねぇ。そういう意味では「天国なんてあるのかな」とかかなり好きです。まぁXは全エピソード好きなんですけどね。
 メカニック面でもXもディバイダーもDXもいいし、ゲテモノガンダムもいい味出してるし、そして何より恐らくトップクラスのロマン機体であるコルレルとかガチでいいと思うんですがねぇ。バルカンで撃墜されるほどの紙装甲+武器がナイフ一本と言う尖りっぷりには脱帽した。

 SEEDに関しては……正直解説役のやらない子が典型的なフレイアンチのキラきゅん大好き系腐女子である事もあって色々と酷いなぁ。一応SEEDはプラントにワープするまでは結構面白いのに。ネタとかじゃなく先入観抜きで見ると意外に面白いから困る。それ以降も先入観抜きでなら意外と見れますよ? 色々残念な部分はあるけども。ウズミの馬鹿さと最終決戦でキラがクルーゼに何も言い返せなかった事は擁護のしようがないけども。
 まぁ種死や設定を見ると色々と複雑な気分になれる事を確約しますが。設定見てからだと色々複雑。やってる事だけ見るとZAFTが完全に悪玉なんだよねぇ。お陰でSEED終盤のキラ達は、中立と言うよりもアンチ連合の立ち位置にしか見えないという。実際作中で一番虐殺してるのはZAFTだしなぁ。エイプリルフールクライシスとか最たるものだけど、パナマでもやらかしてたし。
 後SEEDはメカニックも結構いいと思う。PS装甲とかミラージュコロイドとかゲシュマイディッヒパンツァ―とかよく考えたもんだわ。個人的に一番凄いと思ったのはバスターの連結。HGのプラモで付け替えてたらぶっ壊れたのには泣いたけど。
 それに引き替え種死は……感情論で内政干渉しようとする国家元首(笑)と、他国の国家元首(笑)を目の前で罵倒するエリート、静養と言えば聞こえはいいものの実質ニートやってる上に条約で禁止されているものを平然と隠し持ち修理していた前作主人公、軍人の癖に色々思い悩んだ挙句何度も裏切るデコ、コロニーにあった書類一つで議長を敵視するラクス一派……他にも突っ込みどころと言うかアレな部分はありますが何か? まぁ私はシンは好きですけどね。見てた当時のメンタル的にシンのキャラは共感しやすくてなぁ……。軍人としてはダメダメだなぁとか思いながら見てた(一番恐ろしいのは、種死内に於いてはシンですら軍人としてはまともな部類に入る事である)けども。
 しかもメカニック面すら基本SEEDの劣化+過去作のパクリだしなぁ……。ザクだのグフだのドムだのと……。ゲイツRやシグーディープアームズはどうしたんだよ糞どもめ! ストフリは完全に苦手だった。主人公機に腹ビームは合わん。額ビームは認めるが。デスティニーはパクリ多いけど格好良かったんだけどなぁ。インジャ? 相変わらずグゥル凝きがないと悲しい仕様じゃないですか(笑)ビームシールドついただけマシとでも言えと?

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