三次創作
二次創作が何らかの作品を原作として作られた二次的な作品であるのに対し、三次創作は二次創作を原作として作られた、大本の原作から見て三次的な作品を指す。
ネット小説界隈では、駄作と罵られるような作品が多い為、『惨事創作』と呼ばれる事もある。酷い場合には、原作知らないけど二次創作読んで書きました、なんて人もいるし、まぁ仕方ないのかもしれない。最近は原作知らず二次創作だけ読んで二次創作作る人間もいるが。
ちなみにニコニコ動画には三次どころか四次創作、五次創作にあたる作品もあったりする。
『Action』の『時の流れに』(機動戦艦ナデシコ二次)、『久遠天鈴』の『東方奇縁譚』(東方Projectシリーズ二次)辺りが三次創作の元ネタとなる二次創作の代表どころか。
ニコポ・ナデポ
ネット小説界隈に於いて、 | |
ニコポとは、 A;「(ニコッ)」 B;「(ポッ)///」 | ナデポとは、 A;「(ナデナデ)」 B;「(ポッ)///」 |
という事である。 |
要するに、キャラクターが微笑んだり、頭を撫でたりするという動作“のみ”によって恋愛対象キャラクターが恋に落ちてしまう事を指す。太字部分超重要。
キャラクターが惚れるまでの過程がサクッと省かれてしまう為、手法としては余りよろしくないし、現実的にも考え難い為これを嫌う読者も多い。
昔はIKEMENがそれをするだけで惚れるという『現象』(※)として描かれる事が多かったが、最近はそういう『能力』として描かれる事が多い。神様に能力貰って転生、と言う作品が増えたからか、それとも幾らIKEMENでもそれはねーよと思ったからなのか。
ちなみに、現実的には人間第一印象が肝心なので、ナデポはともかく、初対面の相手と会う際に笑顔でいるのは、円滑な関係を構築する上でも有効である。精々好印象程度のものだろうが。
ナデポ? セクハラ野郎呼ばわりされて嫌われたいのならどうぞ。
※ 最たる例として、「時の流れに」のテンカワ・アキトがいる。三次創作での話になるが、ニコッと微笑んだだけで周囲の女性全員をポッしてその場にいたカップル全て破局に導いたと言う化け物っぷり。最早洗脳でいいと思う。
ハーレム
フィクション界隈に於いて、一人の男性キャラクターに対し、複数の女性キャラクターが恋愛対象である事、或いは、一人の男性キャラクターに対し、複数の女性キャラクターが好意を抱いている事を指す。
逆に、一人の女性キャラクターに対し、複数の男性キャラクターが好意を寄せている状況を逆ハーレムと呼ぶことが多い。流石に逆ハーレムで全員と関係を持っている作品は見た事がない。
フィクションでは、近頃のラブコメは大抵ハーレムものと言えるのではないだろうか。男性キャラより女性キャラの方が多い、なんて状況ならドンピシャ。
ネット小説界隈では、作者の謂わば「○○は俺の嫁」のような欲望が窺えるような作品も数多い。特ににじファンのオリ主二次。まぁにじファンでは開き直ってるのも多いのだが。
また、ハーレム系ネット小説の主人公には、ニコポ・ナデポといったスキルが身についている事もある。
逆行
本来の意味では『逆の方向に進むこと』であるが、ネット小説界隈では、『時間逆行』の略として、何らかの原因によって過去に戻った主人公が、その目的の為に未来の知識を用いて行動していく話のジャンルを指す。
過去へと逆行したキャラクターの肉体は、その時間軸での自身の肉体である場合が多いが、ナデシコ二次の黒アキトMC化TS逆行のように、肉体が異なる場合や、肉体未来のそれと同様である場合、過去の違うキャラの肉体に憑依する場合などもある。
また、主人公以外に複数の人物が逆行している場合もあるが、未来の知識というアドバンテージは主人公側が独占している事が殆どである。
最近では未来知識を持った主人公、と言う役割を原作知識を持ったオリ主によるトリップ及び転生が担う事が多い為、ジャンルとしては結構下火か。
『新世紀エヴァンゲリオン』『機動戦艦ナデシコ』『GS美神』の逆行二次創作が多い。原作の終わり方が結構悲惨であった為と思われる。
また、『主人公最強』『アンチ』『断罪』『ハーレム』などのジャンルを兼ねる事が多い。
過去へと逆行したキャラクターの肉体は、その時間軸での自身の肉体である場合が多いが、ナデシコ二次の黒アキトMC化TS逆行のように、肉体が異なる場合や、肉体未来のそれと同様である場合、過去の違うキャラの肉体に憑依する場合などもある。
また、主人公以外に複数の人物が逆行している場合もあるが、未来の知識というアドバンテージは主人公側が独占している事が殆どである。
最近では未来知識を持った主人公、と言う役割を原作知識を持ったオリ主によるトリップ及び転生が担う事が多い為、ジャンルとしては結構下火か。
『新世紀エヴァンゲリオン』『機動戦艦ナデシコ』『GS美神』の逆行二次創作が多い。原作の終わり方が結構悲惨であった為と思われる。
また、『主人公最強』『アンチ』『断罪』『ハーレム』などのジャンルを兼ねる事が多い。