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第十四回・R-18やる夫スレ2/5含



 最近何故かREBORNのSSに嵌って理想郷となろうの巡回率低下してました。SSって言っても所謂携帯小説ですけどね。しかも専らツナ嫌わればっかり読んでました。
 いや、REBORNのツナ嫌われってスレツナ率の高さとか味方の心強さとか敵方の救われなさとかに定評があるので、ストレス溜まってる時に何も考えないで読むと結構ストレス発散になるんですよね。携帯小説なので文章に関してはお察しですけど、まぁその辺は携帯の画面小さいし、できるだけ描写を省かないといけない部分もあるので仕方ないっちゃ仕方ないですよね。ネット小説だって横書きが多い(縦書きで挿絵つきのリリカル二次書いてたところもありましたけど)から一文が長いと読みにくいし。流石に誤字とかてにをはのミスとかが沢山あるのはアレですけど。
 クロームの可愛さを思い出した事だし、久々に漫画物置から引っ張り出してこようかなぁ。ところでツナ嫌われスレツナ要素なしでツナ×クロームカプの話ってありませんかね? 初登場時に心奪われたんですが自分。

《気になる彼女は高町なのは》(Arcadia)
 ヴァイスの後輩である機動六課交代部隊員のアルバート(古代ベルカ式の魔導師)は、とある悩みを抱えていた。それは、前世の自分の記憶らしき夢を見る事である――という訳で神様転生オリ主二次である。前世の自分の記憶らしき夢を見るとか十四歳パワー溢れるアレみたいな感じですよね。タイトル的にヒロインなのはっぽいけどヒロインじゃないです。いや、ヒロインなのかな? 恋愛的なヒロインではない事は確か。完結済み。
 そんなアルバートは機動六課に入隊して以来、一目見た時から高町なのはの事が気になっていたのだが、しかしそれは惚れた腫れたというような甘酸っぱい感情では断じてなかった。なのはの頑張る、幸せそうな姿にほっと一息を吐くような、それは恋(したごころ)ではなく愛(まごころ)。しかもその源泉はアルバートではない、恐らくは前世の自分であろう誰か。
 高町なのはに深い愛情を抱く、二刀術を操る妻子持ちの男……一体何者なんだ……?
 オリ主らしい嫌味さがなく新人組のいい兄貴分&エリオの師匠やってるアルバート、アルバートのいい兄貴分してるヴァイス、ラストに貫録の悪役っぷりを見せてくれたスカリエッティなど、キャラが総じて魅力的。そしてラグナが家庭的な妹キャラで実に可愛い。ヒロインはラグナ(マジ)。ちなみにこのラグナは誤射を食らってません。アルバートが代わりに受けて一時部分的にハゲました。
 文章もしっかりしていて、中でも終盤の六課襲撃での中二全開バトルシーンの描写は圧巻。話も中編サイズでしっかりと纏まっていて読みやすい良作。お勧め度は『B』。
 あ、ちなみに転生させたのは『抱擁の慈愛に溢れた黄昏の女神様』との事で、まぁ要するにDies iraeのマリィと言う事である。本編には一切全く無関係ですが。神様が転生に関わってるだけで所謂神様転生系とは別物ですし。

《IS ―インフィニット・ストラトス クラスメートの視線―》(Arcadia)
 原作のISに一夏のクラスメートだったオリキャラ(女)とか一夏以外に新たに発見された男性のIS操縦者のオリキャラとかを突っ込んだ再構成もの。
 とりあえず香奈枝(一夏のクラスメートだったオリキャラ)はいい感じに苦労人やってていいキャラしてると思います。短気とか言って自分を責めてますけど、根本ISのキャラクターは香奈枝の短気っぷりなんぞ屁とも思わんレベルで人間としてアレなの揃いですしなー。千冬さんですら結構大概ですし、一夏も言ってるけど立派な良心回路である。色々と苦労を背負わされているけど幸せになる日が……あったらいいなぁ。
 そして織斑先生の最低っぷりが大概酷いです。恐らく教員としては最低クラスに酷いお方。生徒に本来教師がやるべきであろう役割を脅迫込みで強制して丸投げ、そしてその生徒が自分の意の通り動かなければ暴力&脅迫と言うこの屑さ。責任を取る気があるだけマシ? いやちっともマシじゃねーし、寧ろそれを免罪符にして自己正当化してるようにしか見えないし。っつーか責任取る気があるなら簪が香奈枝ビンタして逃げた時香奈枝だけを呼んで説教するとかいう酷い贔屓しませんし。これが最低系オリ主ですって言われても納得できるレベルで酷いわ。
 文章はまぁそれなりと言ったところなのだが、全体的に視点の切り替えが頻発していて読みにくい。一夏のクラスメートの視点とかその辺はいい発想だと思うんですけどねぇ……。後、転生者っぽいオリキャラがいるのはいいんだが、それってクラスメートの視線として成り立つんだろうか。いや、これ最終的に香奈枝いらなくならんか?

《理論屋転生記》(小説家になろう)
 幼少に火災で両親を亡くした現代の教育者がトラックに轢かれ、気付けば中世っぽい世界(但し魔法とかファンタジー要素あり)に転生していた。但し、男ではなく女として。……要はTSである。
 この手の話ではいつもの事、貴族っぽくなくて優しい両親の愛を満身に受けて幸せな日々を送っていたが、流行病によって父が死亡。母は農民の出自で後ろ盾もなく、子供はセフィリア(主人公)一人だけ。侍従の皆も含めた家族と領民を守る為、若干五歳の幼女領主となったセフィリアが奮闘する。
 まぁ要するにNAISEI系の話である。農業と料理に現代知識を活かしてNAISEIヒャッハーを目指す。……後ろ盾が殆どないからこれだけ頑張ってもかなりやばい。ついでに言うとこれ以上頑張ると悪目立ちをしてやばい指数が倍率ドンして詰みコースに入るというハードモード仕様。最悪母親と一部の従者連れて父親の友人の侯爵家頼ればいいので人生的には結構イージーモードですが。
 NAISEI系の中でも試行錯誤の様子が描かれたり、セフィリアではない作中世界での専門家の視点から見た考察や、セフィリアを心配する大人の視点が描かれたり、全体的にNAISEI系特有の、主人公の全能性にも似た嫌味っぽい要素は薄めで、セフィリアSUGEEEEと言うよりも、頑張ってるセフィリア可愛い、みたいな感じか。主人公の全能感を堪能したい人的にはマイナスだが、読み物としては立派にプラス。
 セフィリアも月のものが来て女の子らしい一面が芽生えてきた感じで可愛いし、セフィリアに惚れてる侯爵子息も色々と頑張っていて実に微笑ましいしで個人的には好みにドンピシャの作品。お勧め度は『B+』と迷うところだが、『A』でもいいかもしれない。転生ってネタとしては戦国自衛隊とかと大して変わらない訳だし、人を選ぶ要素からは外して、その代わりに『神様転生』を入れる方がいいかも?

《やる夫は聖杯戦争に挑むようです》
 Fate本編HFルート後、解体される冬木の聖杯戦争システムをガメた鷲巣巌と、それに協力した残りの二家(御三家、内訳はシステム担当の鷲巣、土地担当の柊、聖杯担当のランペルージ)によって開催された聖杯戦争に、鷲巣やる夫が参加する話。TRPG形式の安価スレで完結済み。R-18。
 やる夫の召喚したサーヴァント(と書いて嫁と読む)はキャスターことアレイスター・クロウリー、スキル作成能力持ちと安価スレとの組み合わせも良いチートキャラだが、最初から三騎士相手では半詰みの上、他のマスターやサーヴァントも負けず劣らずチートと言うか、型月ではいつもの事の『例外』揃いと言う絶望感。と言うか英霊じゃなくて神霊が普通に召喚されてるんですが。1940年のアレ再現する宝具がなくてもフォーマルハウトから召喚された赤王様の絶望感がやばい。
 サーヴァントからマスターまで、キャラクターはそれぞれ個性豊かにしっかりと描写されていて、特にオッサンマスター二人や、『英雄』であるサーヴァントなんかの戦闘者達は、滅びの美学の感じられる散り際も合わせて見事に格好いい。……やる夫の戦友ポジのアサシンさんはヒロインゲットしたり最終決戦の超重要キャラだったりで、最早もう一人の主人公レベルになってたが、まぁそれはそれでしっかりと格好良かったし問題はない。かがみんは覚悟完了してたし、ナナリーは一気にヒロイン街道突っ走って可愛かったし、他キャラも魅力的でした。
 やる夫もネタ安価に振り回されたり状況の酷さに胃を痛めたりする三枚目風でありながらも、しっかり締めるところは締める格好いいキャラで実にGood。チート染みた敵に対抗して、家伝の魔術関係の覚醒&キャスターのスキル作成とかで人間をやめる勢いで強くなった挙句、敵からも味方からも人間(笑)と言う認識になったのには笑った。いや格好いいんだけど、どう考えても人間として何か間違っている(笑)
 赤王様が強くてどうしようもないならヒロインにしようぜ! とばかりのネタ安価から赤王様がヒロイン化したり、かがみんの扱いが非常に哀れな感じになったりで、全く安価スレはカオスだぜ! そのカオス要素をきっちりと拾ってしっかりと燃える展開に纏め上げた作者さんの手腕は実に見事。お勧め度は『C+』、安価スレに抵抗がなければお勧めです。お隣さんの方も面白いですよ! ベルの恋愛フラグ折れたけど!
 ……ところで、ナナリーがヒロインのやる夫スレって他にないですかねぇ? やる夫主人公で、メインヒロインポジ。『やる夫達はお嫁さんをもらうようです』はナナリーがヒロインだっけ?(第一部がBADと言う事で読んでない)

《やる夫は故国を復興するようです》
 という訳で聖杯戦争のお隣さんの安価スレ。勇者にして親友のやらない夫達と共に魔王を倒したやる夫が、魔族によって蹂躙された故郷を、故郷に残した恩師や幼馴染を救う為に奮闘する話。R-18。ハーレムもの。
 やる夫は『安価の力や知識を借りる事が出来る代償として、普段の行動選択を安価に縛られる』と言う安価魔術士。ゾロ目安価とか成功すれば化け物クラスだが、失敗の可能性もある割とピーキーな性能。理論値では最強だけど実践できるかは別、みたいな。
 >>1ことばくだんいわさんの安価捌きが非常に上手で、安価スレらしいネタさと格好よさが見事に合わさっていて実にグッド。ネタに走れば三枚目、それでもキッチリ美味しいところは持っていくやる夫さん格好いいですね。全体的な雰囲気としては、根幹はシリアスだけれど表面は割とコメディ、って感じだろうか。バトルシーンとか見せ場キッチリシリアスで、他キャラもコミカルな魅力とシリアスな魅力が並立していて、コメディとシリアスで二度美味しい。
 中でもぽんこつニートから安価の力で主人公方面への成長著しいベル可愛いよベル。やる夫との恋愛フラグは折れたけど、ダブル安価魔術士はトリックスターやってるのが一番読んでて楽しいから個人的にはアリ。エロシーンがあったら相当安価が荒ぶりそうな感じで一遍見てみたくもありますが、安価精霊通してサトリサトラレエロシーンは既にさとりんがやれる&やってるから別になぁ。
 安価スレらしく、雰囲気が気に入れば楽しく読める作品です。笑える、と言う意味では聖杯戦争スレよりもお勧め。お勧め度は順当に『C+』。難を言うなら纏めをしているところの見やすさの差かねぇ。いや、十分見やすい部類ですけどね。話の最後に次の話へのリンクがないだけでちゃんと一覧からそれぞれの話に飛べますし。別タブで開くから場合によっては重くなるけど。それでも某大手纏めブログさんよりは読みやすい。


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Author:ガラバート
しがない学生がネット小説とかゲームとかニコ動とかMUGENとかの感想をメインにつらつら書いていくブログです。ぶっちゃけ日記。
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