ガラバートの落書小屋

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　シナリオは特に語るべきところもなく、かといって特に酷いとかそういう事も有りませんでした。まぁADVじゃなくてRPGだし、主人公は昔のRPGによくある無口だし、話の大まかな流れっていうか舞台背景が掴めれば十分ですわね。
　召喚された先の国に住む人々のお悩み解決クエストとかも結構ありますし、オーソドックスでいー感じなんじゃないでしょうか。主人公は全然喋りませんが。

　ゲームとしては、アクションは全体的にヌルゲーだが、反面イベント回収なんかがかなり手間と言うか面倒臭い印象が強いか。
　モブのエロシーンは一応ある程度察しが付くようになっていましたけど、私は公式の攻略ページ見るまで気づきませんでしたし。シスターとかバニーとかね。そして放浪する娘は公式の攻略ページが間違えている……まぁ、私のバージョンが古い（1.01）からかもしれませんが。
　攻略を見れば楽だけど、見なければイマイチ何をすればいいのかわからなかったのも個人的にはマイナス。まぁ素直に攻略を見れば、言われている通りヌルゲーなんですけど。アクションはヒット＆アウェイ戦法取ればラスボスだろうと勝てますし。コツとしては隣接する直前に攻撃を押す事。隣接してからでは遅い。
　寧ろラスボスよりもビッチマンの悪夢の城の方が多分大変。まだ鈴ゲットしてませんし自分。

　エロシーンは全部で29シーン。内11シーンがモブキャラ（全部触手H。和姦だったり陵辱だったり）で、11シーン（内一種はバッドエンド）が触手関連。人間相手のイベントは、一枚絵のものが7シーン（内一種はバッドエンド）で、ドット絵のアニメーションが幾つか。
　値段の割にはシーン数も多いし、クオリティも悪くない。一枚絵では一枚しかないものの、ドット絵で輪姦アニメーションとかあったし個人的には十分満足。触手もモブのラナとか万引き娘とか結構いい感じでしたし。
　難点はエロシーンが全体的に短い点か。まぁツクール作品だから長けりゃ長いでスキップできなくてイライラする事になるわけなんで一長一短っちゃあ一長一短なんですが。後当然ツクールなのでエロシーンフルボイスとかそんなことがあるわけありません。
　……エロシーンフルボイスで文章スキップ可能だったファンタジアクエストは偉大だったんだなぁとつくづく感じます。アレはエンカウント関連に問題がありましたが。避けられないシンボルエンカウントはランダムエンカウントよりもイライラします。


　普通にゲームとしても遊べるし、コストパフォーマンスと言う点でも優れている良作。29シーン+αで税込945円は安い。
　これ以上のコストパフォーマンスを持つ同人RPGはレディナイトサーガ（1365円差分抜き43枚）ともょもとクエスト（1575円差分抜き114枚）ぐらいじゃないかなぁ。どっちも全部埋めるのは大変でしょうが。
　他はどれもシーン数の割に値が張ってること多いからなぁ……ヨガチカとか特にね。アマツチヤのアニクエやフタクエも結構値が張ってる感じはするし。いや、アレは結構面白かったからいいんだけどさ。
　スケイルとかくろごまぐらいが個人的にはちょうどいいと思う。