第七回・IS尽くし セメント成分1/5
ちょっと遅れましたがIS二次尽くし。実は最初は「ロマン」を叫んだ男を入れる予定だったけど、読み返すのに時間かかるからスルーしたのは秘密。実際「ロマン」の感想書くなら随所のネタについて言及したいですよね。グレンダイザーからオタ化してたシャルロットは当時一番のインパクトでした。ゴルドラック聞いた瞬間にオチがある程度読めたからなぁ(笑)
あと最近だとチラ裏のサンレッドクロスTS転生オリ主二次が面白いですね。ロリコンいい人だし、束もいい人だし。感想書くほどの話数がないから先送りにしましたが、Arcadiaの最近始まった作品では一番の期待株です。
《IS 銀の戦姫》(Arcadia)
IS×おとボク2二次創作。中三時点の千早がIS世界にトリップして、一夏と一緒にIS起動してIS学園に入学する話。ちなみに千早にはISの原作知識有。読んだ事はないけど知識はあるってどーいう事なんだろうか。図書室で流し読みでもしたんだろか。
ちなみにトリップした原因は、一言で言えば束さんがやらかしてくれました。書籍ISのある世界を発見した束さんは、原作で一夏が一応活躍できているのは主人公補正のお蔭でしかない、だったら一緒に競い合うライバルを用意して鍛えさせればいいじゃないか! と言う結論に至り、見た目が女の子にしか見えない為にIS適性を持った千早をトリップさせた、と言う筋書き。千冬「お前がトリップしてきたのはまぁ束の仕業だから納得できるが、お前が男であるのは束が関係していないから納得できん(キリッ」(意訳)には不覚にも吹いた。
千早と一緒にスポ根的な感じで努力する一夏、と言うのはグッド。お蔭で周囲からカポー認定されてるけど、まぁ千早は容姿性格性能全てに於いてトップクラスな染色体XYとはとても認められない美少女(但し貧乳)だからしょうがない。そんなのが恋人認定+寝食を共にしている+一夏がIS訓練に励んでいる為、デートにも誘えない、ととんでもないベリーハードモード化した現状に奮闘したり絶望したり勘違いしたりしている原作ヒロインたちの明日はどっちだ! ……と言うか、ヒロイン街道トップを突っ走ってるのは千早なんだよなぁ、一夏の好感度的に。
代表候補生=人間の姿をした化け物と扱ったり、千冬はもうゴジラとかそんな域と思われてたり、全体的によくある作品とは違った切り口で面白い。話も全体的に勘違いと言うか、意識、認識のずれをネタにしたコメディ調で読みやすいですし。
お勧め度は『B』と言ったところか。束さんの自重成分の足りなさ(パロディ系ネタ的な意味で)とかACネタがやたら多かったとか、その辺がなければ『B+』でした。
《IS チートは隠すもの 》(にじファン)
ISオリ主転生最強原作蹂躙二次。オリ主は魔改造されたグレートゼオライマーを神様に貰って転生。
とりあえず言いたい事を一言。隠せよ。原作なんざ関わりたくねーISなんざ大っ嫌いなんだよ、と言うオリ主はまぁ別にいいんだが、だったら隠せよと。隠す努力をしようよ、と。なんで早々に俺様最強フゥハハハハハァーッ! やってんのこの主人公。まぁ二次でよくある俺は原作に関わらないぜ詐欺である。見当違いなSEKKYOUまでしている辺りこの主人公、ノリノリである。死ぬ覚悟(笑)そして山田先生の「セシリア判断ミス乙!」(意訳)と言う追撃、見事なコンボである。山田先生は割と理屈に合った事言ってるのに、と言うか言ってるだけに見当違いな主人公の残念感が半端ない。
まぁ一言で言い表すなら典型的な最低系SSである。チート能力で蹂躙してSEKKYOUをかます主人公。なんだか凄い権力と言うか影響力を持っているけれども、主人公が何か頑張ったかと言えば、そんな事は全くない。グレートゼオライマーが何年越しにこっそりやってくれました。ガチでこれだから困る。
主人公の存在に伴う原作とのずれやら何やら色々書いているのは好印象なのだが……。主人公がかなり薄っぺらいんだよなぁ。
《IS~インフィニット・ストラトス~ -くらげんdays-》(にじファン)
ISオリ主二次創作。別に転生とかそんな感じの定番設定は含まれていない。ヒロインはラウラ。
IS技術者の親を持つ主人公が、一夏がISを起動した事によって行われた男性IS適性検査で適性有となった為にIS学園に入学させられる話。クラスは当然のように一夏と同じクラス。
とりあえずセシリア、鈴、シャルと出会う代表候補生とは喧嘩になる主人公には不覚にも吹いた。まぁあっち側も結構人格がアレとは言え、束相手にもお前の都合なんか知るかパッパラパーナルシスト(意訳)と言い放って険悪になる辺り、体制というものが嫌いなのだろうかこの主人公は。まぁ束以外とはきちっと和解してますが。
文章はにじファンの中でもそれなり以上と言った印象で、全体的にコメディ調に近い文面で読みやすい。
また、IS二次にしては非常に、極めて珍しい事にヒロインがラウラ一人で主人公が純情貫いてくれるのもグッド。小さい頃一目見ただけで惚れたと言うのはストーカー臭くてあれですが、実際出会った後を見る限り特にストーカーという訳でもないし、一夏ともいい友達だしで結構いいキャラしてますこの主人公。
《IS Ichika & Stand user 一夏とスタンド使いと》(にじファン)
ISチートオリ主二次創作。オリ主は色んなスタンドの能力を使えるチートキャラ、常城禊――即ち、常城、ジョジョである。別に転生とか原作知識持ってるとかそう言った事はない。そしてISには乗らない。ってか多分乗らなくてもISより強い。クリーム使える時点でISでは勝ち目ないだろ……。他にもキラークイーンとか色々使えるし。多分バイツァダストとレクイエム関連以外は全部使えるんじゃないかな。
趣味が女装で悪霊(スタンド)が色々使えるけど常識的とか自称する主人公には不覚にも吹いた。お前それで常識はねーよと思ったが、IS製作者の束とかブリュンヒルデの千冬とか男性唯一のIS操縦者の一夏とかと比べればまだまとも……じゃねぇよ絶対! イグニッションブーストとかやったらキンクリで乙るし!
まぁ概ねノリと勢いのネタ作品と言う評価で問題はないだろう。掛け合いのテンポは結構いいし、主人公は女装趣味の熱血系でスタンド使いと矢鱈濃いし、文章はネタ作品としては十分だしで存外面白い。なんだかテンプレ系の転生者的な存在が三人ばっかしIS学園にいて一夏を敵視している辺りなんだか不穏ですが、現時点では当人たちが登場する事もなく対岸の出来事として掛け合いのネタである。
個人的にはにじファンのIS二次の中でも結構お気に入りでした。と言うかある程度アレなSSに慣れれば、変に断罪とかアンチとかハーレムとか鼻につく要素がない限りある程度読めるしね。これはネタとしても結構波長が合った感じで面白かったです。更新が完全に停止してるけどな! でも続き来たら読みます。色々フラグ立ってるし、先が気になるんだぜ。
《IS~織斑一夏は負完全~》(にじファン)
IS再構成二次創作。かと思いきやクロスオーバー二次である。IS×めだか。主人公である一夏は過負荷で球磨川の友人ポジ。と言ってもメインとなるIS学園の話に球磨川他特別・異常・過負荷・悪平等などが出るという事は多分ない。設定上クロス、と言った程度で問題ないだろう。ISの凄腕が特別とか束が異常、と言った設定が加えられる可能性はあるが。と言うか束は過負荷でも異常でもどっちでも通用するよなぁ。
過負荷と化した一夏の、過負荷らしい最低な物言いと、そんな一夏に対して負い目や引け目やその他諸々の感情と葛藤を抱いた千冬&箒の描写が面白いので、果扨これからどうなるやら。
……ISのヒロイン勢だと、箒はフラグ点灯済み、ちょろいさんはちょろいだけに財部が球磨川にフラグ点灯したみたいに割とコロッと行きそうに見える、鈴は過負荷の一夏と普通に通話する程度に良好な仲(ひょっとしたら鈴も過負荷なのかも?)で、シャルは境遇的に自分より下等である一夏に依存しかねない、と言った感じでこの過負荷一夏でもハーレム構築してしまいそうなのが恐ろしい。ラウラも生まれを見る限りでは過負荷か異常か、どっちもありうるしなー。簪も劣等感の塊だし。……あれ? ハーレムになるんじゃねこれ。
ただ、一夏の最低っぷりは確かに色々な意味で見事だが、一夏の物言いが全体的に原作の球磨川リスペクトしている感が強い為、括弧をつけない球磨川(戦挙編ラストの格好つけずに括弧もつけない球磨川にあらず)と言った印象に近く、デッドコピー的な印象が拭えないというのはちと減点要素か。……まぁ、デッドコピー的な印象も、過負荷らしいっちゃ過負荷らしいですが。過負荷らしさはちゃんと描かれてるのでめだか好きな方は試しに読んでみたらどーでしょーか。
お勧め度をつけるならCが妥当だろうか。
あと最近だとチラ裏のサンレッドクロスTS転生オリ主二次が面白いですね。ロリコンいい人だし、束もいい人だし。感想書くほどの話数がないから先送りにしましたが、Arcadiaの最近始まった作品では一番の期待株です。
《IS 銀の戦姫》(Arcadia)
IS×おとボク2二次創作。中三時点の千早がIS世界にトリップして、一夏と一緒にIS起動してIS学園に入学する話。ちなみに千早にはISの原作知識有。読んだ事はないけど知識はあるってどーいう事なんだろうか。図書室で流し読みでもしたんだろか。
ちなみにトリップした原因は、一言で言えば束さんがやらかしてくれました。書籍ISのある世界を発見した束さんは、原作で一夏が一応活躍できているのは主人公補正のお蔭でしかない、だったら一緒に競い合うライバルを用意して鍛えさせればいいじゃないか! と言う結論に至り、見た目が女の子にしか見えない為にIS適性を持った千早をトリップさせた、と言う筋書き。千冬「お前がトリップしてきたのはまぁ束の仕業だから納得できるが、お前が男であるのは束が関係していないから納得できん(キリッ」(意訳)には不覚にも吹いた。
千早と一緒にスポ根的な感じで努力する一夏、と言うのはグッド。お蔭で周囲からカポー認定されてるけど、まぁ千早は容姿性格性能全てに於いてトップクラスな染色体XYとはとても認められない美少女(但し貧乳)だからしょうがない。そんなのが恋人認定+寝食を共にしている+一夏がIS訓練に励んでいる為、デートにも誘えない、ととんでもないベリーハードモード化した現状に奮闘したり絶望したり勘違いしたりしている原作ヒロインたちの明日はどっちだ! ……と言うか、ヒロイン街道トップを突っ走ってるのは千早なんだよなぁ、一夏の好感度的に。
代表候補生=人間の姿をした化け物と扱ったり、千冬はもうゴジラとかそんな域と思われてたり、全体的によくある作品とは違った切り口で面白い。話も全体的に勘違いと言うか、意識、認識のずれをネタにしたコメディ調で読みやすいですし。
お勧め度は『B』と言ったところか。束さんの自重成分の足りなさ(パロディ系ネタ的な意味で)とかACネタがやたら多かったとか、その辺がなければ『B+』でした。
《IS チートは隠すもの 》(にじファン)
ISオリ主転生最強原作蹂躙二次。オリ主は魔改造されたグレートゼオライマーを神様に貰って転生。
とりあえず言いたい事を一言。隠せよ。原作なんざ関わりたくねーISなんざ大っ嫌いなんだよ、と言うオリ主はまぁ別にいいんだが、だったら隠せよと。隠す努力をしようよ、と。なんで早々に俺様最強フゥハハハハハァーッ! やってんのこの主人公。まぁ二次でよくある俺は原作に関わらないぜ詐欺である。見当違いなSEKKYOUまでしている辺りこの主人公、ノリノリである。死ぬ覚悟(笑)そして山田先生の「セシリア判断ミス乙!」(意訳)と言う追撃、見事なコンボである。山田先生は割と理屈に合った事言ってるのに、と言うか言ってるだけに見当違いな主人公の残念感が半端ない。
まぁ一言で言い表すなら典型的な最低系SSである。チート能力で蹂躙してSEKKYOUをかます主人公。なんだか凄い権力と言うか影響力を持っているけれども、主人公が何か頑張ったかと言えば、そんな事は全くない。グレートゼオライマーが何年越しにこっそりやってくれました。ガチでこれだから困る。
主人公の存在に伴う原作とのずれやら何やら色々書いているのは好印象なのだが……。主人公がかなり薄っぺらいんだよなぁ。
《IS~インフィニット・ストラトス~ -くらげんdays-》(にじファン)
ISオリ主二次創作。別に転生とかそんな感じの定番設定は含まれていない。ヒロインはラウラ。
IS技術者の親を持つ主人公が、一夏がISを起動した事によって行われた男性IS適性検査で適性有となった為にIS学園に入学させられる話。クラスは当然のように一夏と同じクラス。
とりあえずセシリア、鈴、シャルと出会う代表候補生とは喧嘩になる主人公には不覚にも吹いた。まぁあっち側も結構人格がアレとは言え、束相手にもお前の都合なんか知るかパッパラパーナルシスト(意訳)と言い放って険悪になる辺り、体制というものが嫌いなのだろうかこの主人公は。まぁ束以外とはきちっと和解してますが。
文章はにじファンの中でもそれなり以上と言った印象で、全体的にコメディ調に近い文面で読みやすい。
また、IS二次にしては非常に、極めて珍しい事にヒロインがラウラ一人で主人公が純情貫いてくれるのもグッド。小さい頃一目見ただけで惚れたと言うのはストーカー臭くてあれですが、実際出会った後を見る限り特にストーカーという訳でもないし、一夏ともいい友達だしで結構いいキャラしてますこの主人公。
《IS Ichika & Stand user 一夏とスタンド使いと》(にじファン)
ISチートオリ主二次創作。オリ主は色んなスタンドの能力を使えるチートキャラ、常城禊――即ち、常城、ジョジョである。別に転生とか原作知識持ってるとかそう言った事はない。そしてISには乗らない。ってか多分乗らなくてもISより強い。クリーム使える時点でISでは勝ち目ないだろ……。他にもキラークイーンとか色々使えるし。多分バイツァダストとレクイエム関連以外は全部使えるんじゃないかな。
趣味が女装で悪霊(スタンド)が色々使えるけど常識的とか自称する主人公には不覚にも吹いた。お前それで常識はねーよと思ったが、IS製作者の束とかブリュンヒルデの千冬とか男性唯一のIS操縦者の一夏とかと比べればまだまとも……じゃねぇよ絶対! イグニッションブーストとかやったらキンクリで乙るし!
まぁ概ねノリと勢いのネタ作品と言う評価で問題はないだろう。掛け合いのテンポは結構いいし、主人公は女装趣味の熱血系でスタンド使いと矢鱈濃いし、文章はネタ作品としては十分だしで存外面白い。なんだかテンプレ系の転生者的な存在が三人ばっかしIS学園にいて一夏を敵視している辺りなんだか不穏ですが、現時点では当人たちが登場する事もなく対岸の出来事として掛け合いのネタである。
個人的にはにじファンのIS二次の中でも結構お気に入りでした。と言うかある程度アレなSSに慣れれば、変に断罪とかアンチとかハーレムとか鼻につく要素がない限りある程度読めるしね。これはネタとしても結構波長が合った感じで面白かったです。更新が完全に停止してるけどな! でも続き来たら読みます。色々フラグ立ってるし、先が気になるんだぜ。
《IS~織斑一夏は負完全~》(にじファン)
IS再構成二次創作。かと思いきやクロスオーバー二次である。IS×めだか。主人公である一夏は過負荷で球磨川の友人ポジ。と言ってもメインとなるIS学園の話に球磨川他特別・異常・過負荷・悪平等などが出るという事は多分ない。設定上クロス、と言った程度で問題ないだろう。ISの凄腕が特別とか束が異常、と言った設定が加えられる可能性はあるが。と言うか束は過負荷でも異常でもどっちでも通用するよなぁ。
過負荷と化した一夏の、過負荷らしい最低な物言いと、そんな一夏に対して負い目や引け目やその他諸々の感情と葛藤を抱いた千冬&箒の描写が面白いので、果扨これからどうなるやら。
……ISのヒロイン勢だと、箒はフラグ点灯済み、ちょろいさんはちょろいだけに財部が球磨川にフラグ点灯したみたいに割とコロッと行きそうに見える、鈴は過負荷の一夏と普通に通話する程度に良好な仲(ひょっとしたら鈴も過負荷なのかも?)で、シャルは境遇的に自分より下等である一夏に依存しかねない、と言った感じでこの過負荷一夏でもハーレム構築してしまいそうなのが恐ろしい。ラウラも生まれを見る限りでは過負荷か異常か、どっちもありうるしなー。簪も劣等感の塊だし。……あれ? ハーレムになるんじゃねこれ。
ただ、一夏の最低っぷりは確かに色々な意味で見事だが、一夏の物言いが全体的に原作の球磨川リスペクトしている感が強い為、括弧をつけない球磨川(戦挙編ラストの格好つけずに括弧もつけない球磨川にあらず)と言った印象に近く、デッドコピー的な印象が拭えないというのはちと減点要素か。……まぁ、デッドコピー的な印象も、過負荷らしいっちゃ過負荷らしいですが。過負荷らしさはちゃんと描かれてるのでめだか好きな方は試しに読んでみたらどーでしょーか。
お勧め度をつけるならCが妥当だろうか。